しまなみ海道と周辺サイクリングとうまいもん 磯野洋介責任編集


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マイントピア別子~別子山~富郷~伊予三島~新居浜

a0166150_12544862.jpg新居浜からマイントピア別子を経て、標高980メートル余りある大永山トンネルへ、旧別子山村を経て、富郷渓谷、そして伊予三島、11号線を新居浜へ戻る83kmのツーリング。以前からこのコースを走ってみたかった。かなりハードなコースになりそうだ。しかし、大永山トンネルまでの上を上りきってしまえば、あとはそれほどでもないはずだ。

国道から2kmくらい入った山根公園に車を置いて走り始めた。午前6時40分、マイントピア別子までは緩やかな坂を快適に上る。ウォーキングやジョギングしている人にぽつぽつ会う。マイントピア別子、こんなに早いのにもう掃除をしている人がいた。朝の空気は新鮮で涼しくて気持ちいい。a0166150_1342382.jpg


マイントピア別子を過ぎてすぐに鹿森ダムがある。その手前にいつできたのか?ループ状に道が作られていて緩やかな勾配で走ることができる。来島海峡大橋へ上がるループによく似ている。ダムを過ぎると本格的な上りとなる。先は長いと覚悟を決め、決して急がず走ればいつか峠にたどりつく・・・。はず・・。
今回は、ドイターのデイパックを背負ってきた。寒いかもしれないのでウインドブレーカーを持ってきたのと、おそらくはコンビニもないだろうから食料もある程度用意した。ただカメラが困る。ザックの中に入れてしまうとほとんど撮影しないで終わってしまうだろうし、デイパックを背負ってカメラも外に出しておくというのは非常に邪魔になる。でも結局カメラを肩にかけて走ることにした。
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a0166150_13223276.jpgダムを過ぎると、渓谷が美しい。

さらに4~5kmくらい走ると、東平(「とうなると」読む)へ行く道がある。ここを左折し、さらに山へ向かって上っていくと、別子銅山跡、「東洋のマチュピチュ」と言われている近代遺産がある。見たいのだけど今日の目的は違うのでまっすぐ大永山トンネルへ向かう。


まだまだだ先は長い。そう思いながら一歩ずつ、あまり先を見ないで、足元を見ながら歩いていけば、いつのまにか頂上に着く。これは学生時代、登山をしていたときに会得した技術だ。登山は人生にも似ている。
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自転車でのヒルクライムも同じだ。少しずつでいいのだ。レースでも自分のペースが崩れてしまうと途中でバテてしまい逆に遅くなってしまうだろう。
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下を見れば、今走ってきた道が見える。こんなにも登ってきたのか?
アブに悩まされながらひたすら走る。
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気がつくと大永山トンネルに着いていた・・。まだまだいけそうな・・。気がしたのだが。
トンネルの長さは1159メートル。標高は980mを少し越えているだろ。走りはじめてから休憩を入れて2時間弱。

a0166150_17138100.jpgトンネル内を走るのはすごく怖い。1台の車でもすごい音が響く。特に後ろから来る車は距離感もわからないし、果たして気づいてくれているのだろうか?ひやひやしながら走る。昼間でもライトは必需品だ。
a0166150_903541.jpgトンネルを抜けてしばらく下ると銅山越えへの道がある。ここを越えるとあの東平へ抜けることができる。別子銅山の遺跡が多く残っているようだ。すごく惹かれるが、本気の登山でなければちょっと厳しい。尾根からは西赤石、東赤石へ縦走もできる。

別子ダムを過ぎ、どんどん下る。

a0166150_911171.jpg旧別子山村は、今も昔のままだ。銅山が反映したころはそれなりに賑わっていたのだろう。旅館のような古い建物も残っていた。車道ができているが、今でもかなり不便なことにかわりはない

たばこ屋さんはもうない。(昨年タバコはやめたので必要はないが・・。)おそらくは雨戸をあけると角のタバコやさんの雰囲気だったのだろう。下のタイルが妙に懐かしい。
昭和がそのまま残っているが動いてはいない。銅山跡もおなじことだろう。
私は昭和の終わりにもう30歳だった・・。平成元年生まれが23歳だから、昭和も遠くなってきたと感じざるを得ない。

それほど体力の衰えは感じないが、いつまで自転車に乗れるのだろうか?a0166150_921490.jpg




それにしても銅山川の水の豊富さはどうだろうか?この数十キロの間に4つものダムがあるのだ。笹ヶ峰、赤石山から集められた水がやがて吉野川へ流れて行く。松山の石手川や、今治の蒼社川と比べて山の大きさ深さが圧倒的に違う。この水が、製紙業を発展させた一因だろう。

自転車は快適に進む。多少上り下りはあるものの大きく見れば川の流れに沿うように緩やかに下っている。

さすがに涼しい。




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まさかの紅葉!?それほど夜は冷えるのか?
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富郷ダムは渓谷の中にそびえる。このあと富郷渓谷へ走る予定だったのだがいつの間にか過ぎてしまっていた。どうやら上の道を走ってしまったようだ。

高校2年生の時だったか富郷渓谷で美術部の合宿をした。べろべろに酔っ払って川で泳いでいた。よく死ななかったといまさらながら思う。その富郷渓谷が見れなかった。すごく美しかったのを覚えている。でも引き返すほどの元気もない・・。

このあと最後の峠、法皇隧道へ、ほんの短い距離で、こちらからだと標高差は100mほど。なんなくトンネルへ。
トンネルの距離は1663mもあり、しかも狭く、車が離合しかねる幅しかない。びくびくしながら走る。
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トンネルを抜けるとこの絶景だ。このためにこの日走ったような気がする。下りは本当に一気だった。地上に降りるのがもったいない気分がしたが・・。


このあとが、この日の行程の中で一番きつかった。三島から新居浜まで25kmを戻らなければならない。でも平地だからなんの問題もない。整理運動程度の気分でいた。

ところが、結構上り下りがあるのだ、しかも道が荒れてがたがた。そして暑さ・・。一番暑い時間帯に入っていた。ヘルメットの淵から滝のような汗が・・。このままでは熱中症で死んでしまうのではと本気で思った。次のコンビニで休もう・・・コンビニがない・・。

しかたなく自販機の横のベンチに倒れこんだ・・。

ペットボトル1本飲み干し、30分ほど休んだ。

なんとか生き返り、へろへろで車の置いてある公園へ・・。
夏は本当に気をつけねば・・。


この日のルートはこちら

サイクルコンピュータの走行距離は83km
所要時間4時間30分(走行時間)実際は休憩入れて6時間ほど
平均速度18.5km
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by shimacle | 2011-08-08 13:32